ニューヨークのビジネスマンは時間がいくらあっても足りないらしい。そこでランチタイムもミーティング時間にあてる「パワーランチ」がある。それでも時間が足りないので朝食にもミーティングしようという「パワーブレックファースト」なるものがある。朝9時までに3つのミーティングを終えちゃう人もいるという話を聞いたこともある。
ビジネスマンどころか会社勤めの経験がない僕にとっては無縁の話である。ただパワーブレックファーストに同席したことはある。それはカンヌ映画祭に連れて行ってもらった時のことだった。友人知人の会社は映画祭の期間は朝食を取りながらミーティングしていた。昼間はそれぞれ映画を観て、買付の交渉の時間にあてられてしまい、夜はパーティーやらプレミア上映会など深夜まで続くのでなかなか社内ミーティングの時間がとれない。そこで朝食を取りながら社内や仲間内と情報交換をしながら、購入する映画について話し合っていたのだ。僕?その時は映画祭を映画業界人ではない人から見たらどうなるかというブログ企画で映画祭を体験していた。よって僕はミーティングには参加しない。みんながミーティングしている席に一緒にはいるけど、クロワッサンをかじりながら新聞を読んでいた。
その頃のことを思い出し、岐阜でパワーブレックファーストの文化が広がらないかなぁとひそかに思っている。ご存知のように岐阜をはじめ、東海地区にはコーヒーを頼むだけでトーストやゆで卵などの朝食がつくモーニングというサービスがある。ちなみに家族が一年間に使う平均的な喫茶代の全国一位が岐阜市。そんな背景もあるので、岐阜市でパワーブレックファーストが盛んになってもよさそうな気がする。「朝飯前」ならぬ「朝飯中」に一仕事を終えたようで気分がいいではありませんか。しかし、その話をするとみんな表情がくもる。そういえば僕の周囲は夜型人間が多かった。






